こんにちは!こたです☆
kota

みなさんも一度は聞いたことがあるでしょう、夏の大三角形。

これは日本の星空でもモチーフとなっているくらいに

有名なものですが、満点の星空の中でどれが大三角形の役目を作っているのか。

また、関連する星座は何なのか、気になるところですよね。

そこで今回は、夏の大三角形について、覚え方や星座などを詳しく調査し、

イラストを交えてまとめてみました。

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夏の大三角形とは?

夏の大三角形とは、

こと座・わし座・はくちょう座の一等星である

ベガ・アルタイル・デネブ

を結んで形作られる三角形のことです。

 

七夕伝説に登場する織姫星は

こと座のベガを、

彦星はわし座のアルタイルを

それぞれ指しています。

 

見える時期は地域により異なりますが、

北半球の中緯度地域では

春の朝早くから11月の日暮れ頃までの

期間に見ることができます。

 

したがって、夏の間によく見えるのですが、

日本においては七夕の時期の夜間では

まだ夏の第三角形が昇りきっていない上、

梅雨の時期にも当たるため曇りや雨の日が多く、

星空自体もよく見えない日が続きます。

 

そのため、月遅れの七夕である

旧七夕の時期を含む8月上旬の方が

天候も良くなり見つけやすくなります。

 

さらに、9月に入ると

夜8時から10時の間にほぼ天頂近くに昇り、

天候の条件に恵まれた日に

街灯りが少ない場所においては

天の川も見ることができます。

 

なお、南半球では

冬の間に空の低い位置に

北半球で見える三角形が

ひっくり返った状態で見ることができ、

「北の三角形」と呼ばれています。

日本の空で、夏の大三角形を見つけるには?

夏の大三角形を見つけるためには、

七夕の時期であれば夜の11時頃に、

8月上旬であれば夜の9時頃に

南を向いて天頂付近を見上げると

見つけやすくなります。

 

まずは天頂付近で

最も明るく見える星を探します。

その星が0等星のこと座のベガです。

 

ベガから南東に視線を下ろしていくと

もう1つ明るく見える星があり、

これがわし座のアルタイルです。

 

星空がよく見える場所であれば

この2つの星の間には

天の川が流れている様子も見ることができます。

 

最後に、ベガから東に視線を下ろしていくと

やや明るく見える星があり、

これがはくちょう座のデネブです。

 

夏の大三角形の形は直角三角形に近く、

ベガの頂点が90度、アルタイルが30度、

デネブが60度の位置にあるように見えます。

 

はくちょう座のデネブは

ベガとアルタイルに比べると

やや暗く目立たないため、

見つけられない場合は

この直角三角形の形をイメージすると

デネブの場所の見当がつきやすくなります。

こと座のエピソード

こと座は名前の通り、

西洋の竪琴がモチーフになっている星座です。

 

モチーフとなっている竪琴の持ち主は

ギリシア神話に登場する

音楽の名手であるオルフェウスです。

 

オルフェウスは竪琴で美しい音色を奏で、

その音色の美しさは動物たちや

森の木々さえも聞き惚れさせるほどでした。

 

やがてオルフェウスは森の妖精である

美しいエウリディケを妻に迎えますが、

結婚してすぐにエウリディケは毒蛇にかまれて、

命を落としてしまいます。

 

これを嘆いたオルフェウスは、

妻の死を受け入れられず、

妻を取り戻そうと冥土を訪れ、

冥土の王ハデスの元へ向かい、

妻を想い竪琴を奏でました。

 

その音色にハデスは心を動かされ、

妻ペルセポネの説得もあり、

地上に出るまでは決して

後ろを振り向かないことを条件に

エウリディケを返すことを約束しました。

 

しかし、オルフェウスは地上に出る直前に

我慢しきれずに後ろを振り向いてしまったため

エウリディケは冥土へ引き戻され、

二度と会うことができなくなってしまいました。

 

それ以降オルフェウスは

二度と琴を奏でることはなく、

死後、竪琴だけが天に上げられ、

それが現在こと座と呼ばれています。

わし座のエピソード

わし座は、諸説あるものの

翼を広げた鷲がモチーフ

となっている星座です。

 

なお、わし座の1等星であるアルタイルは

アラビア語で「飛ぶ鷲」という意味の言葉が

語源となっています。

 

一方でこと座の0等星である

ベガの語源は「落ちる鷲」で、

七夕伝説と同じように

2つの星は対で見られています。

 

わし座が表しているのは、

ギリシア神話の主神であるゼウスが

トロイの国で暮らしていた

美しい少年ガニメーデスを

自分の国に連れ去るために変身した姿と言われています。

はくちょう座のエピソード

はくちょう座は

白鳥が翼を広げた姿がモチーフとなっており、

南十字に対して北十字と称されています。

 

はくちょう座が表しているのは、

ギリシア神話の主神であるゼウスが

スパルタ王の妻レダに近づくために

変身した姿と言われています。

 

夏の大三角形の1つであるデネブは

白鳥の尾に当たる位置にあり、

アラビア語の「めんどりの尾」という意味の

言葉が語源となっています。

 

また、白鳥のくちばしにあたる位置にある

アルビレオという星は

肉眼では1つの星に見えますが、

実際には黄色と青色の星が並ぶ

二重星として知られています。

あとがき

夏の大三角形、いかがだったでしょうか。

それぞれの星座が神秘的な意味を持っているのですが、

昔の人たちは空を見上げながら考えた想像力がステキですね。

今年は望遠鏡を買って、夏の大三角形を楽しみたいと思ったこたでした。