第95回高校ラグビー大会が、2015年の年末より盛大に開催されます。花園を青春で埋め尽くし、数々のドラマがこれまでも繰り広げられてきました。そんな高校ラグビー大会の頂点である花園ですが、これまでの歴代優勝校ならびに、優勝回数はどのようなものなのか。今回調べてまとめてみました。なんと、管理人としてはとても意外な結果となったので、どうぞご覧ください。

高校ラグビー大会花園の歴代優勝校

第一回大会より、これまでの優勝校をまとめてみました。以下、決勝戦のスコアです。

大会回数 決勝戦結果
第94回(平成26年度) 東福岡 57-5 御所実
第93回(平成25年度) 東海大仰星 19-14 桐蔭学園
第92回(平成24年度) 常翔学園 17-14 御所実
第91回(平成23年度) 東福岡 36-24 東海大仰星
第90回(平成22年度) 桐蔭学園 31-31 東福岡
第89回(平成21年度) 東福岡 31-5 桐蔭学園
第88回(平成20年度) 常翔啓光学園 24-15 御所工業・実業
第87回(平成19年度) 東福岡 12-7 伏見工
第86回(平成18年度) 東海大仰星 19-5 東福岡
第85回(平成17年度) 伏見工 36-12 桐蔭学園
第84回(平成16年度) 啓光学園 31-14 天理
第83回(平成15年度) 啓光学園 15-0 大分舞鶴
第82回(平成14年度) 啓光学園 26-20 東福岡
第81回(平成13年度) 啓光学園 50-17 東福岡
第80回(平成12年度) 伏見工 21-3 佐賀工
第79回(平成11年度) 東海大仰星 31-7 埼工大深谷
第78回(平成10年度) 啓光学園 15-12 大阪工大高
第77回(平成9年度) 国学院久我山 33-29 伏見工
第76回(平成8年度) 西陵商 26-25 啓光学園
第75回(平成7年度) 大阪工大高 50-10 秋田工
第74回(平成6年度) 相模台工 27-12 長崎北陽台
第73回(平成5年度) 相模台工 19-6 東農大二
第72回(平成4年度) 伏見工 15-10 啓光学園
第71回(平成3年度) 啓光学園 28-8 国学院久我山
第70回(平成2年度) 熊谷工 19-9 天理
第69回(平成元年度) 天理 14-4 啓光学園
第68回(昭和63年度) 大阪工大高・茗溪学園 両校優勝
第67回(昭和62年度) 秋田工 9-4 相模台工
第66回(昭和61年度) 国学院久我山 22-6 熊谷工
第65回(昭和60年度) 大東文化大一 8-0 本郷
第64回(昭和59年度) 秋田工 9-4 相模台工
第63回(昭和58年度) 天理 18-16 大分舞鶴
第62回(昭和57年度) 国学院久我山 31-0 目黒
第61回(昭和56年度) 大阪工大高 13-4 秋田工
第60回(昭和55年度) 伏見工 7-3 大阪工大高
第59回(昭和54年度) 目黒 16-14 国学院久我山
第58回(昭和53年度) 国学院久我山 40-6 黒沢尻工
第57回(昭和53年) 大阪工大高 20-12 秋田工
第56回(昭和52年) 目黒 29-9 花園
第55回(昭和51年) 国学院久我山 25-9 目黒
第54回(昭和50年) 大分舞鶴 14-8 花園
第53回(昭和49年) 目黒 19-8 大分舞鶴
第52回(昭和48年) 目黒 27-0 花園
第51回(昭和47年) 天理 17-13 目黒
第50回(昭和46年) 盛岡工 20-9 天理
第49回(昭和45年) 目黒 20-16 諌早農
第48回(昭和44年) 秋田工 26-6 目黒
第47回(昭和43年) 福岡電波 11-5 目黒
第46回(昭和42年) 天理 14-10 京王
第45回(昭和41年) 盛岡工 6-5 天理
第44回(昭和40年) 秋田工 6-3 天理
第43回(昭和39年) 保善 6-3 京王
第42回(昭和38年) 天理 8-3 北見北斗
第41回(昭和37年) 保善 9-5 京王
第40回(昭和36年) 秋田工 13-6 保善
第39回(昭和35年) 保善 9-0 北見北斗
第38回(昭和34年) 秋田工 6-0 盛岡工
第37回(昭和33年) 保善 14-3 日大二
第36回(昭和32年) 秋田工 14-3 盛岡工
第35回(昭和31年) 秋田工 14-0 保善
第34回(昭和30年) 慶応 6-5 秋田工
第33回(昭和29年) 福岡 5-0 保善
第32回(昭和28年) 秋田工 8-0 北見北斗
第31回(昭和27年) 秋田工 13-3 北見北斗
第30回(昭和26年) 天王寺 8-0 秋田工
第29回(昭和25年) 秋田工 14-3 福岡
第28回(昭和24年) 秋田工 13-3 四條畷
第27回(昭和23年) 秋田工 6-6 函館市中
第26回(昭和22年) 福岡中 6-0 神戸二中
第25回(昭和18年) 天王寺中 6-0 福岡中
第24回(昭和17年) 北野中 12-3 天王寺中
第23回(昭和16年) 台北一中 3-0 福岡中
第22回(昭和15年) 撫順中 11-3 秋田工
第21回(昭和14年) 撫順中 14-11 秋田工
第20回(昭和13年) 秋田工 3-0 養正普
第19回(昭和12年) 培材高普 9-8 台北一中
第18回(昭和11年) 天理中 14-5 神戸一中
第17回(昭和10年) 台北一中 3-3 鞍山中
第16回(昭和9年) 秋田工 8-5 京城師範
第15回(昭和8年) 京城師範 32-5 天理中
第14回(昭和7年) 京城師範 30-5 同志社中
第13回(昭和6年) 京城師範 34-3 天理中
第12回(昭和5年) 慶応普通 8-6 同志社中
第11回(昭和4年) 同志社中 41-0 早稲田実
第10回(昭和3年) 同志社中 11-0 天王寺中
第9回(大正15年) 同志社中 6-3 南満工業
第8回(大正14年) 京一商 12-0 天王寺中
第7回(大正13年) 同志社中 6-0 京一商
第6回(大正12年) 同志社中 14-0 立命館中
第5回(大正11年) 同志社中 6-0 京一商
第4回(大正10年) 同志社中 6-0 京一商
第3回(大正9年) 同志社中 3-0 京一商
第2回(大正8年) 三高 24-0 同志社中
第1回(大正7年) 全同志社 31-0 京一商

長くなりましたが、以上です。さかのぼる事大正7年。ラグビーは日本でも歴史のあるスポーツなんですね。

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高校ラグビー花園大会歴代校の優勝回数

これまでの歴代優勝校を集計し、優勝回数をまとめてみました。

順位 回数 学校名
1 15回 秋田工(7)
2 9回 同志社(3)
3 7回 常翔啓光学園(3)
4 6回 天理(6)
5 5回 目黒(5)、國學院久我山(2)、常翔学園(2)、
東福岡(3)
6 4回 保善(3)、伏見工(2)、東福岡(3)
7 3回 京城師範(1)、福岡(3)、東海大仰星(1)
8 2回 天王寺中(3)、盛岡工(2)、相模台工(2)、
台北一中(1)、撫順中、慶応
8 1回 京都一商(5)、大分舞鶴(3)、熊谷工(1)、
鞍山中(1)、三高、培材高普、北野中、
函館市中、福岡電波、大東大一、
茗渓学園、西陵商、桐蔭学園(3)
9 0回 北見北斗(4)、京王(3)、花園(3)、
立命館中、南満工業、早稲田実、神戸一中、
養正高普、神戸二中、四条畷、日大二、
諫早農、黒沢尻工、本郷、東農大二、
長崎北陽台、埼工大深谷、佐賀工、
御所実業(3)

こんな具合になったのですが、皆さん気になった所はありませんか?
僕はありました。それもずばり、秋田工です!
では、なぜ秋田工業がここまで強い歴史を作ってこれたのか、その理由を調べてみました。

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古豪秋田工業はなぜラグビーが強かったのか

花園の歴史を振り返ると、過去に栄光を連ねた秋田工業。
優勝回数は15回、通算勝利数は129回と圧巻。
しかし、平成に入ると、75回大会を最後に決勝の舞台から遠のいてしまっています。
なぜ秋田工業のラグビーは強かったのか、それにはこんな理由があったのです。

高校ラグビーの歴史においてひと際強い輝きを放つ巨星である。花園出場は今年で65回目。通算勝利数は「129」で、1934年の第16回大会での初優勝を皮切りに、これまで15回の優勝を誇る。いずれも文句なしの最多記録だ。OBには元サントリー監督の土田雅人氏や元日本代表ゼネラルマネージャーの太田治氏、前明治大学監督の吉田義人氏など、そうそうたる顔が並ぶ。

しかしそんな名門校も、この20年は長い冬の時代を経験した。1987年度の第67回大会での優勝を最後に覇権から遠ざかり、平成に入ってからは決勝進出も第75回大会(1995年度)の1度だけ。近年は県内の好敵手、秋田中央の台頭もあって、県予選で敗退することも珍しくなかった。

1987年度の優勝時の監督で、’02年から6年間は地元国体へ向けた県全体の強化を担当、2008年度よりふたたびチームを率いている黒澤光弘監督は、秋田工業が勝てなくなった理由をこう語る。

「昔は秋田工業のラグビーといえば秋田ではスポーツの花形だったから、陸上の100mで1位の子とか、柔道の重量級王者、バスケットのトップ選手といった地元の“化け物”がよく来ていたんです。強いからそういう子が集まったし、だから強かった。でも勝てなくなるとだんだん魅力がなくなって、そうした素材が来なくなってしまった」

1990年代は高校ラグビーが大きな転換点を迎えた時期だった。スクラムを1.5mまでしか押せなくなり、年々ボールを大きく動かすラグビーが主流となっていった。秋田工業といえば雪深い北の大地で鍛え上げたFW、わけても地響きのするようなスクラムこそ看板である。オーソドックスな戦い方を得意とするチームにとっては、辛い流れだった。

また90年代以降は啓光学園や東海大仰星、東福岡、桐蔭学園など、私立高校が大きく躍進。選手確保や練習環境に限りのある公立高校が厳しい戦いを強いられるのは、ある意味必然だったといえるかもしれない。

やはり、最近のラグビー強豪高校の私立化の波、そしてバックスを展開させて走りこむラグビーへの変化というものが大きかったようです。
秋田工業のふるさと秋田は、言わずと知れた雪国。そこでの冬の練習は、強靭な肉体を作るための練習には最適だったとも言われています。
また人口も少ない反面、ラグビーが県スポーツの花形のような存在だったので、各学校で体格の良い生徒などは秋田工業へと引っ張られていったのではないでしょうか。
以前の秋田工業の売りだった、パワーあふれるオーソドックスなラグビーも見てみたかったです。
2015年の花園大会には出場しませんが、今後の古豪復活を、高校ラグビーファンとしては見届けたい気持ちです。

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