こんにちは!こたです☆

kota

2020年の東京オリンピックに合わせて建設が進められている新国立競技場。

デザインとしてみればすごいのですが、

実際は数々の問題が多く難航しているといわれています。

 

では一体、どんな問題があるのか。

子供の視点から見てもわかりやすいように、

デザインやゼネコン、安藤忠雄などの関係をまとめてみました。

新国立競技場の1番の問題は「アーチ形の屋根」


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新国立競技場がなぜ問題になっているのか?

デザイン、施工業者、そんなところではありません。

 

それはもっと、根本的なもの。

そう、施工費(お金)の事だったのです。

お金がかかりすぎるというので、新国立競技場の施工は一向に進まないのです。

 

では、なぜそんなにお金がかかってしまうのか?

それは新国立競技場の工事なのですが、

その中でもダントツに大きなウエイトを占めているのが、アーチ形の屋根の部分だったのです。

 

そもそも予算を決めて、それも踏まえてデザインを選べばよかったのでは?

と思いますよね。

しかし、デザインが決定した当時のそもそもの予算よりも、

実際に施工を行う大手ゼネコンなどに見積もりを出したところ、

その施工費が2倍近くに膨れ上がったのです。

 

これには東京都や建築士などからも批判が殺到。

現在は屋根をつくらずに施工するかどうするかの局面でとん挫している状態であると言えます。

約2倍に!?新国立競技場の施工費の流れ

新国立競技場のデザイン選考が行われたのは2012年の11月、

英国のデザイン設計会社「ザハ・ハディド アーキテクト」のモデルが選ばれました。

 

それからというもの、様々な紆余曲折を経て現在の状態になったのですが、

まずはこれまでのハイライトをご覧ください。

もともとの募集は1,300億円(2012年)

デザイン選考で選ばれたこの作品、建設費は予定の1,300億円を上回る1,500億円でした。

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実は東京オリンピックの周知決定前から国立競技場の建て替えは決まっていたんです。

 

それから2013年9月に東京オリンピックの周知が決定したのですが、

10月の参院予算委員会において、総工費の試算が3,000億円になることが明らかにされたのです。

試算の結果3,000億円になる事が判明(2013年)

本来は1,300億円で新国立競技場の建設を募集していました。

なので、1,500億円の案の時点で若干オーバーしていたんですね。

それが当初の2倍、3,000億円になったので、関係者は驚きでした。

規模縮小に向かう(2014年)

さすがに高すぎるので、JSC(日本スポーツ振興センター)では規模縮小に向かいました。

そして2014年5月に、1,625億円の基本設計案を発表。

道路などの一部施設を縮小、かつ周囲の景観に配慮したものでした。

 

大分施工費は安くなりましたが、それでも当初計画よりは高い傾向です。

でも、まあいいかな…。

と納得出来るような価格ではないでしょうか。

 

しかし、そう上手くは行かなかったんですね。

施工業者に見てもらったところ、再び3,000億円へ(2015年)

総工事額が1,625億円になって浮かれているのもつかの間。

目を疑うような事件が起きました。

 

実際に施工予定者となった大成建設と竹中工務店が見積もってみたところ、なんと建設費が3,000億円超となったのです。

さらに、2019年9月のラグビーワールドカップに間に合うように、2019年3月の完成予定となっていた工期も、約8か月も延びるという事に。

 

これには当然批判が殺到。

建築業界からも専門家などが、巨大アーチの建設だけで1,200億円かかると訴えました。

文科省とJSCは、観客席の仮設席化や建設資材などのコスト削減などを打ち出し、2,500億円程度となる費用圧縮案を提示しました。←今ここ

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設計者ザハ・ハディドは問題人物だった?

ところで、今回の新国立競技場を設計したザハ・ハディド。

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彼女はイギリスのデザイン設計会社「ザハ・ハディド アーキテクト」代表で、これまでは「アンビルドの女王」と呼ばれていたのです。

これがどんな意味なのか、ずばり「アンビルド(実現しない建築)」という事なのです。

つまり彼女は、実現しないほどに無謀なデザインをする人だったんです。

 

ちなみに前例があり、2012年に行われたロンドンオリンピックの水泳会場も彼女が設計しているんです。

 

その建物は、波打つような屋根の斬新なデザインだったのですが、

当初の建設コスト7500万ポンド(約145億円)が、

最終的には3億ポンド(約579億円)に跳ね上がり多くの批判を浴びました。

 

そんなザハ・ハディドですが、

今回の国立競技場に対しても「流線型のアーチ屋根は、大きな遺産になる」といい、

アーチの建設をやめるような動きが出ている事に対しても

「工期が決まっていることを考えると危険」と、変更しない様にと促しました。

 

そうは言っても、当初から建設費が倍近くにも膨れ上がっている時点で、信用しづらい部分はありますよねぇ…。

安藤忠雄の責任とは?

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安藤忠雄と言ったら、建築業界では名の知れた日本を代表する設計者です。

さて、この安藤忠雄さん、実は今回の新国立競技場に関連して批判を浴びています

 

なぜ安藤さんが批判を浴びる事になっているのか、

それは、デザインを決定したデザインコンペの審査委員長を務めていたからです。

 

いくら個性的な作品を手掛けていても、実際問題の金銭の面では見れなかったのでしょうか。

安藤さんは、7月7日に行われた有識者会議においても欠席しており、あまり関わらないような姿勢を見せています。

沈黙を続けている安藤忠雄。

責任は安藤忠雄なのか…、意見が割れている所です。

 

これまでに行われたオリンピックメインスタジアム工事費


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最近行われたオリンピックのメインスタジアムに係る工事費を見てもらえると、どれだけ日本の金額が膨大なのかがわかると思います。

  • 2004年アテネオリンピック…約300億円
  • 2008年北京オリンピック…約650億円
  • 2012年ロンドンオリンピック…約700億円
  • 2020年東京オリンピック…約2,500億円(アテネの約9倍)

これらの国々では、オリンピック後に一部の席を撤去し、テナントなどを設置することで工事費の回収するようにしています。

 

日本だけで見ると、とても簡単に回収できるようなレベルの金額ではないですよね…。

期間が迫る中で、予算を削減しなければならないという難しい局面に立った日本。

新国立競技場の完成は間に合うのか、今後も情報が入り次第、こちらに追記していきます。