
寝ている間にギリギリギリギリ……
隣で寝ている人に指摘されて初めて自分が歯ぎしりをしていたことを知る人も少なくないと思います。
朝起きた時、なんだか歯が痛かったりしませんか?
顎が疲れていたりしませんか?
それは寝ている間の歯ぎしりが原因かもしれません。
ここでは、寝ている間の歯ぎしりの原因と治し方をご紹介します。
睡眠中の歯ぎしりの原因は?治し方などを紹介
この記事のもくじ
歯ぎしりをする5つの原因
歯ぎしりをすることには、いくつかの原因があります。
それは主に以下のようなものです。
ストレス
ストレスがあると、無意識のうちに食いしばりや歯ぎしりをしてしまいます。
環境が変わったときや近しい人との別れなどは大きなストレスになります。
できるだけストレスを取り除く工夫をしたり、ストレス発散を心がけることで治まることが多いです。
歯並び
歯並びが悪いと、咬み合わせが悪いために歯ぎしりをしやすくなると言われています。
噛み合わせ
虫歯や歯周病を放置して噛み合わせが悪くなると、歯ぎしりをすることが増えます。
無意識の癖
無意識に歯を食いしばっていたり、歯ぎしりをしたりする癖がある人は、
寝ている間にその癖が出てしまうことも珍しくありません。
あごの骨のすり減り
私たちは、老化などによってあごの骨がすり減ってくると、
歯の形を合わせるために歯ぎしりをして歯を削ります。
自然な変化であればそれほど問題は無いのですが、
急激にあごの骨がすり減ったりすると、
歯ぎしりが強く出ることがあると言われています。
sponsored link
歯ぎしりが原因で起きる弊害
歯ぎしりを続けていると、思わぬ事態になることもあります。
例えば、
- 噛むと痛い
- 歯が痛い
- 歯がしみる
- 歯の詰め物が取れる、割れる
- あごが痛い
- 歯が欠ける、割れる
- 歯茎が痩せる
- 頭が痛くなる
- 肩がこる
sponsored link
などといった症状が出てくるのです。
そのため、歯ぎしりを放置しておくのは危険です。
歯ぎしりを治すには?
歯ぎしりを治すには、まず歯医者さんで相談しましょう。
その上で、原因にあった方法で治していくことが重要です。
中でも現在は、マウスピースを使った方法が多く用いられます。
口の形に合ったマウスピースを作り、
装着して眠ることで歯ぎしりを防いでくれるのです。
咬み合わせが悪い場合は、咬み合わせの治療を行う。
歯並びが悪い場合は、歯列矯正を行うなど、
一人一人に合った方法で歯ぎしりを治しましょう。
既成のマウスピースも販売されていますがおすすめできません。
なぜなら、既成のマウスピースは、逆に歯ぎしりを悪化させたり、
歯並びを悪くしてしまうこともあります。
安易に既成のマウスピースを使用せず、
原因を知るためにも一度歯医者さんに相談しましょう。
そのため、歯並びや咬み合わせに悩んでいる場合は、
矯正歯科のある歯医者さんに相談するのがベストです。
この記事のポイントまとめ

以前、自分の寝ているときの音を録音できるアプリを試したことがあるのですが、やはりその中でも歯ぎしりをしていてショックを受けました。そのためマウスピースを歯医者さんで創ったのですが、最初はなれませんでしたが、今となればなくては寝れないほどにしっくりくるものとなっています。
- 歯ぎしりは百害あって一利なし
- 歯医者さんで相談してみよう
- 原因に合った方法で歯ぎしりを治そう
sponsored link