
世の中の動物で、人間のみにあるのが「腰痛」です。
四足歩行の動物たちは、腰痛とは無縁の暮らしを送っています。
腰痛は、人間が二足歩行をするようになったからこそ起きるようになった痛みなのです。
しかし、そんな腰痛にも注意したい痛みがあります。
ここでは、腰痛の中でも特に注意したい痛みについて簡単にお話します。
こんな痛みに要注意!その腰痛、内臓疾患のサインかも?
一般的な腰痛の原因とは?
一口に腰痛といっても、いくつかの原因があります。
原因は大きく分けて3つあり、
- 筋肉
- 内臓
- 病気
となっています。
筋肉から来る痛みは、想像しやすいと思います。
無理な運動をしたり、急に動いたり、重たいものを持ったときなどに、
腰を痛める人は少なくありません。
そんな時は、患部を冷やして安静にしていればじきに痛みは治まるでしょう。
内臓から来る痛みの場合は、
内臓の疲れなどが痛みとなって現れている場合が少なくありません。
暴飲暴食を避け、内臓を労わってあげましょう。
これら二つの原因から来る腰痛は、比較的対処のしやすいものですが、
病気から来る腰痛の場合は、素人判断で対処してはいけません。
原因と推測される13の病気
腰痛の中には、内臓疾患が原因で起きる痛みも少なくありません。
- 慢性胃炎
- 胃潰瘍
- 十二指腸潰瘍
- 胆嚢炎
- 胆石症
- 胆道結石
- 腎盂腎炎
- 尿路結石
- 子宮筋腫
- 卵巣嚢腫
- 卵巣炎
- 腹部大動脈瘤
- 帯状疱疹による神経痛
こういった内臓疾患が原因で痛みが出ている場合は、
いくら腰に湿布を貼っても痛みは和らぎません。
腰に原因があるのではなく、内臓に原因があるからです。
痛みの根っこであるそれぞれの内臓疾患を治療しなければ、
腰の痛みは和らぎません。
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腰痛は甘く見れない!その怖い理由とは?
腰痛で病院を受診する人はたくさんいますが、
そのうちはっきりと原因がわかるのは、僅か15%だと言われています。
とても意外なのですが、残りの85%の腰痛は、原因不明なのです。
しかし、これはあくまでも「腰」の検査をした場合の話で、
内臓まで含めて検査をすれば、高確率で原因がわかります。
もし湿布を貼っても痛みが和らがないとか、
長い間痛みが続いてるようなら、
腰以外の場所に原因があるのかもしれません。
思わぬ大きな病気が潜んでいることもあるので、
腰痛を甘く見ずに、きちんと病院を受診して、検査を受けるようにしましょう。
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この記事のポイントまとめ

腰痛になったからといって筋肉痛を疑わずに、内臓が悪いのかもという疑問は持っていて損がありません。あらゆる角度から病気を見抜けるように、まずは疑わしいとされるリスクをしっかりと押さえておきたいですね。
- 腰痛の原因は大きく分けて3種類
- 内臓疾患が原因の腰痛に注意
- 腰痛を甘く見ず、きちんと病院で検査を受けよう
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