
口角が上がっていると、明るく元気な印象に見えます。
しかし、常に口角を上げているのは至難の業です。
確かに口角は上がりますが、疲れてしまいますよね。
そんな時は、口角を上げるトレーニングを試してみましょう。
ここでは、道具を使わずにできる簡単なトレーニングをご紹介します。
口角を上げる方法!舌や口を使った運動をいくつか紹介
この記事のもくじ
口角を上げるためには?
口角を上げるには、顔の筋肉のトレーニングが欠かせません。
顔の筋肉を鍛えると、ほうれい線などのシワも予防できるので、積極的に取り組みましょう。
でも、どんな筋トレもそうですが、すぐに効果がでることはまずありません。
毎日コツコツ続けることが重要です。
口角を上げる際に使う筋肉は、口輪筋という口の周りにある筋肉です。
普段意識して使うことが少ない筋肉で、他の筋肉に比べて衰えやすいと言えます。
この筋肉は体全体の筋肉や関節と連携しているので、
口輪筋が衰えると体のあちらこちらにたるみやシワが現れてきます。
また口輪筋は、日本人よりも欧米人のほうが発達していると言われています。
シャイな日本人のほうが欧米人に比べて感情表現が控えめなことや、
日本語の母音の数の少なさが影響していると考えられており、欧米人に比べて鍛えにくい筋肉なのです。
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口輪筋を鍛えよう!
口輪筋を鍛えるには、毎日のトレーニングが効果的です。
ですので、ここでは効果的なストレッチ方法を3つご紹介します。
唇巻き込みストレッチ
- 口を軽く閉じて、上唇と下唇を同時に口の中に巻き込みます。唇のピンクの部分が見えないようにしっかり巻き込むのがポイントです。
- あごを軽く引き、その状態で口角を上げ8秒間キープしてください。
- 巻き込んだ唇と上げた口角をゆっくり戻して完了です。2回1セットとして、1日に10セット程度行うと効果的です。
イウイウ運動
- 口角を思い切りあげて「イ」と発音します。
- 今度は思い切り唇をすぼめて「ウ」と発音します。
- 再度口角を思い切りあげて「イ」、唇をすぼめて「ウ」と繰り返します。この動作を1日3回程度行うと、口輪筋が鍛えられ、口角が上がりやすくなると言われています。
舌のトレーニング
表情筋にだけ注目しがちですが、きゅっと上がった口角には舌も重要です。
- 思い切り舌を出します
- 舌で鼻に触れるイメージで、舌を思い切り上に5秒伸ばします。
- 舌で顎に触れるイメージで、舌を思い切り下に5秒伸ばします。
- 舌を右の頬に付けるイメージで、思い切り右に5秒伸ばします。この頭が動かないようにしてください。
- 舌を左の頬に付けるイメージで、思い切り左に5秒伸ばします。舌だけを左に伸ばすのがコツです。これを1日3回行いましょう。
この他にも、口笛を吹いたりトランペットを吹いたりするのも、口輪筋を鍛えるのに効果があります。
また水を少し入れたペットボトルを、
唇の力だけで咥えるのも口輪筋のストレッチに効果的と言えるでしょう。
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口輪筋が衰えると?
口輪筋が衰えると、口角が下がってしまうだけでなく、様々な不調が出てきます。
口輪筋が衰えると、口を閉じる力が弱くなります。
その結果、口呼吸になったり、物の飲みこみが悪くなったりするのです。
また、同時に舌の筋肉も衰えてしまうため、言葉の発音が悪くなったりすることもあります。
日頃から口角筋を鍛えて健康な毎日を過ごしましょう。
この記事のポイントまとめ

口角が上がっていると相手に好印象を与えるので、メリットだらけと言えます。人は第一印象が大事。何も言葉を発しなくても好印象を与える口角は、日ごろのトレーニングで美しいものを保っておきたいですね。
- 口輪筋を鍛えて口角を上げよう!
- 口輪筋は毎日のトレーニングで鍛えられる!
- 筋トレは毎日コツコツと
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